朝起きて最初の一歩でかかとに痛みを感じる場合、足底筋膜炎の可能性があります。
足底筋膜炎はランナーやスポーツを行う方だけでなく、立ち仕事の多い方にも多く見られる疾患です。
足底筋膜とは、かかとの骨である**踵骨(しょうこつ)から足の指の付け根にかけて広がる強靭な線維組織です。
この組織は足の内側縦アーチ(土踏まず)**を支える重要な役割を持っています。
人が歩行する際、足には体重の約1.2〜1.5倍の荷重がかかると言われています。
その衝撃を吸収するために、足のアーチ構造がバネのように働きます。
足底筋膜はこのアーチ構造を支える「張力構造」として機能しています。
しかし、長時間の立位やランニングなどにより足底筋膜に過剰な張力がかかると、筋膜に微細な断裂が生じ炎症が発生します。
これが足底筋膜炎です。
解剖学的には、足底筋膜炎の原因の一つに下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)の柔軟性低下があります。
これらの筋肉はアキレス腱を介して踵骨に付着しているため、ふくらはぎが硬くなると踵骨が引っ張られ、足底筋膜へのストレスが増加します。
また、扁平足などのアーチ低下も足底筋膜炎の大きな要因となります。
アーチ構造が低下すると衝撃吸収能力が低下し、足底筋膜に過剰な負担が集中します。
さらに心理学的な観点では、慢性的な足の痛みは歩行パターンを変化させることがあります。
痛みを避けるために不自然な歩き方をすると、別の部位に二次的な障害が発生することもあります。
そのため足底筋膜炎の治療では
・足底筋膜の負担軽減
・ふくらはぎの柔軟性改善
・足関節の可動域改善
・歩行バランスの調整
が重要になります。
さいたま市見沼区のみぬま整骨院では、足部の機能評価を行いながら手技療法や電気治療を組み合わせ、足底筋膜炎の改善と再発予防を行っています。