「脊柱管狭窄症と言われたけど、手術しかないの?」
「薬を飲んでいるけど良くならない…」
このような不安を抱えている方は少なくありません。
実際には、腰部脊柱管狭窄症と診断された方の多くは、まず保存療法(手術をしない治療)から始めます。
今回は治療方法について詳しく解説します。
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腰部脊柱管狭窄症の治療は段階的に行われます
症状の程度によって治療法は異なりますが、一般的には次の順番で進められます。
①薬物療法
整形外科では
・消炎鎮痛薬(NSAIDs)
・神経障害性疼痛治療薬
・血流改善薬
・筋弛緩薬
などが処方されます。
これらは痛みやしびれを軽減することが目的であり、狭くなった脊柱管そのものを広げる治療ではありません。
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②リハビリ・運動療法
保存療法の中心となるのが運動療法です。
特に重要なのは
・股関節の柔軟性
・骨盤の動き
・体幹(インナーマッスル)の安定性
これらが改善すると腰椎への負担が軽減され、神経への圧迫が少なくなることがあります。
腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群などの深層筋(インナーユニット)は、腰椎を支える天然のコルセットとも呼ばれています。
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③神経ブロック注射
強い痛みやしびれがある場合は神経ブロックが選択されることがあります。
神経周囲に局所麻酔薬などを注入し、
・痛みを抑える
・炎症を軽減する
・悪循環を断ち切る
ことを目的としています。
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④手術療法
次のような場合は手術が検討されます。
・長距離歩けない
・排尿・排便障害がある
・筋力低下が進行している
・保存療法を数か月続けても改善しない
代表的なのは神経を圧迫している骨や靭帯を取り除く除圧術です。
必要に応じて固定術を併用する場合もあります。
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整骨院でできること
整骨院では脊柱管を直接広げることはできません。
しかし、
腰への負担を減らす身体づくり
は得意分野です。
例えば
・骨盤や股関節の可動域改善
・姿勢の調整
・筋肉の緊張緩和
・歩行バランスの改善
・再発予防の運動指導
などを行うことで、神経への負担を減らし、日常生活を送りやすい身体づくりを目指します。
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みぬま整骨院で行っている施術
当院では患者様の状態に合わせて施術内容を組み合わせています。
超音波治療器
深部組織まで微細な振動を届けることで、筋肉や軟部組織の回復を促し、炎症が残っている部位にもアプローチします。
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低周波電気治療器
筋肉の緊張緩和や血流改善を目的に使用します。
長期間続く筋緊張による痛みの軽減が期待できます。
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複合高周波EMS
狭窄症では体幹の筋力低下がみられる方も少なくありません。
EMSを活用し、腹横筋などのインナーマッスルへ効率よく刺激を与えることで、腰椎を支える機能の向上を目指します。
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「痛みだけ」ではなく「歩ける身体」を目指すことが大切です
脊柱管狭窄症では
「痛みがなくなること」
だけではなく
「旅行に行ける」
「買い物を最後まで歩ける」
「趣味を続けられる」
こうした生活の質(QOL)の改善が重要になります。
そのためには痛みが強い時期だけでなく、症状が落ち着いた後の身体づくりが再発予防につながります。
40〜50代以降は筋力や柔軟性が少しずつ低下しやすいため、早めのケアが将来の歩行能力を守ることにもつながります。
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まとめ
腰部脊柱管狭窄症は、必ずしも手術が必要になる病気ではありません。
多くの方は保存療法で症状の改善を目指します。
適切な施術と運動療法を継続することで、「歩ける距離が伸びた」「しびれが軽くなった」というケースも少なくありません。
みぬま整骨院では、お一人おひとりの身体の状態を丁寧に確認し、超音波治療器・低周波電気治療器・複合高周波EMSなどの設備も活用しながら、症状の軽減だけでなく再発しにくい身体づくりをサポートしています。
次回【第6弾】は、「脊柱管狭窄症の人がやってはいけない動作・やった方が良い動作」を、解剖学・生体力学の視点から詳しく解説します。