テニス肘(外側上顆炎)は、上腕骨外側上顆に付着する前腕伸筋群(主に短橈側手根伸筋:ECRB)に過度な負荷がかかることで発生する腱障害です。
この部位は「伸筋腱の起始部」となっており、手関節の背屈(手首を反らす動作)や把持動作の際に繰り返しストレスが加わります。
その結果、微細損傷(マイクロトラウマ)が蓄積し、炎症や変性(腱症)が生じます。
主な症状
・肘外側の圧痛
・物を持つ、つかむ動作での疼痛
・タオルを絞る、キーボード操作での痛み
発生要因
・手関節背屈の反復使用
・前腕伸筋群の柔軟性低下
・肩関節・肩甲帯の機能不全
・不良姿勢(猫背など)による運動連鎖の破綻
本来、上肢の運動は肩関節・肘関節・手関節が連動して行われますが、肩や体幹の安定性が低下すると、前腕への負担が過剰になります。
当院でのアプローチ
みぬま整骨院では、
・超音波治療による組織修復促進
・低周波電気治療による疼痛抑制
・筋膜・関節調整による負担分散
を行い、局所だけでなく全身のバランスから改善を図ります。
肘の痛みや不調は「局所の問題」ではなく、
身体全体のバランスや使い方が大きく関係しています。
痛みが出ている部位だけでなく、
原因となる動作や姿勢まで評価し、根本改善を行うことが重要です。
違和感の段階での早期対応が、慢性化予防の鍵となります。