頚椎症とは、加齢や長年の姿勢不良により頚椎(C1〜C7)に退行性変化が生じ、椎間板の変性や骨棘形成、靭帯肥厚などが起こる状態を指します。代表的なものに**頚椎症性神経根症と頚椎症性脊髄症**があります。
■ 解剖学的背景
頚椎の椎体間には椎間板(髄核+線維輪)が存在し、衝撃吸収の役割を担います。加齢により水分含有量が低下すると弾性が失われ、椎間板高が減少。すると椎間孔が狭小化し、そこを通る神経根が圧迫されやすくなります。
さらに椎体後方には脊髄が走行しており、骨棘や後縦靭帯の肥厚により脊柱管が狭くなると、脊髄自体が圧迫されます。
■ “しびれ”が起こる理由
神経が圧迫されると、神経内の血流低下や軸索伝導の障害が起こります。これにより異常感覚(ピリピリ感)、感覚鈍麻、放散痛が出現します。
• 神経根の圧迫(神経根症)
→ 片側の首〜肩〜腕〜指へ放散する痛み・しびれ
→ 支配筋の筋力低下、腱反射の変化
• 脊髄の圧迫(脊髄症)
→ 両手の細かい動作障害(ボタンがかけづらい)
→ 歩行のふらつき
→ 下肢のしびれ
特にC5〜C7レベルは可動性と負荷が集中するため、症状が出やすい部位です。現代ではストレートネックや長時間の前傾姿勢により、下位頚椎へ持続的ストレスがかかっています。
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みぬま整骨院での評価と施術方針
さいたま市見沼区みぬま整骨院では、
① 神経学的評価
デルマトーム(皮膚分節)、ミオトーム(筋支配)、反射テストにより圧迫レベルを推定。
② 可動域・姿勢評価
頚椎だけでなく、胸椎・肩甲帯の可動性をチェック。頚椎への代償負担を分析。
③ 施術アプローチ
・椎間関節の可動域改善
・深層頚部屈筋(頚長筋)活性化
・僧帽筋下部、前鋸筋の安定化
・胸椎伸展可動域の改善
・神経モビライゼーション
神経症状は「圧迫+血流障害+炎症」が複合して起こるため、単に揉むだけでは改善しません。構造的ストレスを減らし、神経環境を整えることが重要です。
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日常でできる対策
✔ 長時間のスマホ姿勢を避ける
✔ 30〜60分に一度は姿勢リセット
✔ 胸を開くストレッチ
✔ あごを軽く引くエクササイズ
✔ 高すぎない枕選び
しびれは「神経からのサイン」です。早期対応が慢性化予防につながります。
首の痛みや手のしびれでお悩みの方は、さいたま市見沼区みぬま整骨院までご相談ください。
解剖学的根拠に基づき、根本改善を目指します。